(1) 深い学びを実感させる授業実践 ① 生徒の実態を踏まえ、学習指導要領の趣旨に沿った授業の実践 生徒を座標軸に据え、授業アンケートを実施するとともに、主体的、 対話的な学習活動を工夫し、生徒の深い学びをめざす(アクティブ ・ラーニング)。 ② 本時の目標・まとめの明示 授業の「ねらい」を明示するとともに、授業後の「まとめ」や振り返りに よる評価を行い、指導と評価の一体化を図る。 ③ 授業者ならではの「見せ場・工夫」の設定 学習と生活とのつながりを明確にし、授業者ならではの手立て・工 夫を授業の展開に設定する。 ④ 生活と学習を関連づけ、主体的な学習態度を育成する 自主学習ノートを活用したり、主体的にスケジュールマネジメントす る力を養う。 ⑤ 全員授業を公開し、授業研究会を実施 教科部会を定例的に開催し、相互に指導案を検討するとともに、 全教員が年に1回、授業を公開する。学期に1回、研究授業と事後 研究会を実施し、授業力向上と授業を観る眼の向上をめざす。
(2) 生徒の自己有用感を高め、感動する行事、部活動の実践 ① 競争意識を持った行事、部活動 一生懸命に取り組み、お互いが切磋琢磨できる環境づくりを、教師 が意図的・計画的に行う。 ② 学習意欲や生活意欲につながる行事、部活動、ボランティア活動 達成感・満足感が実感でき、自信をつけることによって、学習意欲や 生活意欲につなげる。
2 「優しい心を持つ」「感動する」生徒の育成 (1) 考え、議論する特別の教科「道徳」の充実 ① 心を豊かにし、考えを深める授業を目指した研修の充実 ② 生徒の変容を見取る個人内評価の工夫 (2) 行事、部活動による人間形成 ① 教師が生徒とともに達成感、満足感を実感できる行事、部活動 ② 教師が率先して競争意識を持って取り組む行事、部活動 ③ 自己存在感、幅広い人間関係を育む行事、部活動 ④ 礼儀、規律、忍耐力、思いやりの心を身につけることができる行事、 部活動 ⑤ 行事、部活動をとおした教師と生徒との信頼関係づくり ⑥ ノー部活デーによる計画的、効率的な部活動 ⑦ しっかり歌えて歩ける行事 ⑧ 厳粛で感動ある入学式、卒業式などの儀式的行事 (3) 個々の生徒と向き合い心の通い合う生徒指導 ① 授業をとおした生徒と教師の信頼関係に基づく生徒指導 ② いじめ、体罰のない、暴言を根絶する学校づくり ③ 保護者と教師の協力関係による生徒指導 ④ 関係機関およびSC、SSWとの積極的な連携 (4) 特別支援教育の推進 ① 「個別の指導計画」に基づく「個別の教育支援計画」を活用した継続 的な支援 ② 交流学級、学年、学校全体でのインクルーシブ教育 ③ 特別支援教育支援員と連携した普通学級における個に応じた支援 (5) 生徒会活動の活性化 ① 生徒の自主・自立(自律)を目指した活動 ② いじめ防止など、仲間づくりのための活動 ③ 地域と連携したボランティア活動 (6) 健全な食生活の推進 ① 中学校給食による食育の推進 ② 家庭と連携した「早寝、早起き、朝ご飯」の実践 ③ 教科学習をとおした食に関する自己管理能力の育成
3 開かれた・信頼される学校経営 (1) 学校運営協議会の参画による学校経営(コミュニティ・スクール) ① 学校経営方針の承認 ② 学校経営に関する意見の反映 ③ ワークショップ・プログラムを活用した協働体制の具現化 (2) カリキュラム・マネジメントの展開 ① 教職員の学校経営への参画意識の醸成 ② 自己評価、学校関係者評価に基づく学校経営 ③ 学校評価を活用しPDCAサイクルが機能した学校経営 ※ PDCA「計画(Plan)・実践(Do)・評価(Check)・改善(Action)」 (3) 保護者、地域との積極的な連携 ① 土曜オープンスクール(土曜授業)の実施 ② 「松中地域ボランティアサポーター制度」による積極的な地域行事 への参加 ③ 幼・小・中の情報交換と交流研修